三砂先生写真 日本健康学会員の皆様、第85回大会長をつとめる、津田塾大学 三砂(みさご)ちづるです。COVID-19パンデミックの中、公衆衛生に関わる専門家である学会員の皆さんは、日々最新の状況を把握し、的確に分析し、必要な情報を発信する立場におられることでしょう。感染予防対策や臨床の現場の最前線におられる方も少なくないかと思います。どうかお体を大切に、研究と業務に励まれますよう、願っています。

 本大会は2020年12月5日、6日に東京、小平市の津田塾大学で開催する予定です。東京都心から離れること約1時間、23区外にある津田塾大学小平キャンパスは、武蔵野の森の面影を残す美しい場で、12月初頭には、見事な紅葉につつまれます。このキャンパスに、ぜひおいでいただきたい、と、願っていますが、2020年5月現在の段階では、大学自体が入構禁止で、研究室に立ち入ることができません。COVID-19 の感染状況によっては、オンライン開催への移行も視野に入れています。対面であれ、オンラインであれ、何らかの形で本大会は開催いたしますので、どうぞご参加ください。開催状況についての判断は、このホームページで随時お伝えする予定です。

 メイン・シンポジウムには中澤港、門司和彦、渡辺知保(敬称略)による「Human Ecology と感染症―COVID-19感染から考える」としました。このほか、昨年の「優生学と民族衛生学会」の議論も続けつつ、改めて予防接種について考えたり、アントノフスキーの仕事を振り返ったり、医療経済、生物統計、運動科学などの分野の教育講演をきいたりしていただけるよう、プログラムを準備しております。

 「日本民族衛生学会」から「日本健康学会」と名前を変えてからまだまだ時間が浅く、「健康学会とは何か」、「あらためて健康とは何か」を、議論し、模索していく時期にあると思います。皆様のご参加をお待ちしております。

 

2020年5月1日

津田塾大学 多文化・国際協力学科 教授

三砂ちづる